川崎病の治療法

薬物療法(アスピリン、免疫グロブリン)

アスピリンには、血液が血管内で凝固する作用を防ぐ働きがあります。おもに心筋梗塞や脳梗塞の再発予防に用いられる薬です。アスピリンは、少量で抗血小板薬として作用しますので、血小板の働きを抑え、血液が固まるのを防ぐのです。そこで血栓による心筋梗塞や脳梗塞への効果に期待されるのですが、血管障害を伴う川崎病にも適応していると考えられています。


心臓カーテル

川崎病は、血液検査や心断層エコー、胸部レントゲン、心電図などが有効な検査とされています。
心臓カーテル検査とは、カーテルという細い管を使い、心臓を調べる検査を言います。手または足の血管からカーテルを入れ、心臓までもっていきます。カーテルを通して冠動脈や左心室に造影剤を流し込み、X線で撮影します。心臓の血管が細くなっている状態や詰まり具合などを知ることができ、診断や治療に役立てることができるのです。


バイパス手術

川崎病の外科的治療としてバイパス手術を行う場合もあります。

通常は免疫グロブリンなどの投与やカーテル治療が施されますが、重症な冠動脈病変に対する最も有効的な治療法は、バイパス手術であるとされています。特に内胸動脈を用いた小児冠動脈バイパス手術が効果的であるとされ、稀に心臓移植例も施されているとのことです。


ブリン010)薬物療法(臨床試験:免疫グロ超大量+プレドニゾロン初期併用療法)

1984年には、アスピリンと免疫グロブリン投与の併用が有効であると報告され、川崎病の初期治療として主流となっていました。1991年、免疫グロブリン単回療法が抗炎症作用により効果があると報告され、現在では免疫グロブリン超大量療法が広く用いられています。



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