エルシニア感染症

エルシニア感染症とは、豚や牛などの家畜が保有するエルシニア菌が感染源となり、豚肉や牛肉などの食肉や牛乳、山水や井戸水などを通じて経口感染する感染症です。小児に良く見られ、発熱、腹痛、下痢などの症状を引き起こします。


エルシニア感染症は、胃腸型、結節性紅斑型、敗血症型、関節炎型、虫垂炎型に分類され、特に幼少期には胃腸炎型が多く見られるようです。症状としては、発熱、腹痛、嘔吐、下痢、頭痛、発疹などがあげられ、肺炎などを引き起こす場合もあります。敗血症型は、稀に重症化し死亡するケースもあるようです。エルシニア菌は-1℃から生息、増殖するため、低音保管された血液からも輸血により感染する恐れがあるとされています。


このようにエルシニア感染症の症状が川崎病に類似している点があるため、川崎病の原因として考えられましたが、いまだ結論は出されていません。エルシニア感染症だけでなく、多くの感染症と川崎病との関連性について研究がなされています。しかし、感染症と川崎病の関連性が特定できないため、川崎病は原因不明の疾患のままとなっているのです。川崎病は、両側眼球結膜の充血、口唇や舌の発赤、回復期の膜様落屑など、川崎病特有の症状が表れるのです。

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