心循環器系症状

厚生労働省川崎病研究班が作成した診断の手引きにより、6つの主な症状のうち5つ以上が確認された場合、または、4つ以上の症状と冠動脈瘤が確認された場合に、川崎病と診断されます。


冠動脈瘤とは、冠動脈にできるこぶを言います。冠動脈は心臓に栄養を供給する働きがあり、この働きが悪くなると心筋梗塞を起こしてしまいます。こぶ自体に危険性があるわけではなく、こぶにより血管の壁にデコボコが作られ、血液の流れを悪くしてしまうのです。最悪の場合は詰まってしまうこともあるのです。

川崎病の症状として必ず現れる症状ではありませんが、1度冠動脈瘤ができたら、たとえ完治しても1年に1回は検査を受けた方が良いと言われています。冠動脈瘤は心エコーで確認することができます。


聴診により確認される症状には、頻脈、心雑音、微弱心音などがあります。また、心電図異常も川崎病の症状のひとつです。胸部X線により、心膜炎、胸膜炎などが見られるケースもあるようです。

心膜炎とは心外膜の炎症、滲出液貯留を引き起こす疾患で、前胸部痛、呼吸困難、チアノーゼ、微弱心音、血圧降下などの症状が現れます。胸膜炎とは胸膜の炎症を引き起こす疾患で、側胸痛、疼痛、呼吸困難、咳、発熱などの症状が見られます。

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0