成人以降
川崎病患者の再発は、およそ3%で、そのうちほとんどが1年以内であると言われています。しかし、1年以内に冠動脈の炎症も治まり再発しないケースでも、成人以降になり、高脂血症や高血圧などの危険因子が加わることで、虚血性の心疾患を引き起こす場合もあるようです。
成人期川崎病と言われていますが、先天性心疾患として扱われる場合もあるようです。川崎病自体、比較的新しい病気ですが、成人性先天性心疾患研究会発足も1999年ということで、これからさらに研究が重ねられていく分野でもあります。
乳幼児期に川崎病を患い、後遺症が残らなかったとしても、成人したら高脂血症や高血圧などの危険因子が加わることで、動脈硬化を引き起こしてしまう可能性があります。成人したら尚更、定期的な検診が必要となってきるのではないでしょうか。
川崎病は昭和42年に初めて報告された病気です。当時、乳幼児期において発症した子供たちが、回復し、現在中年以降を迎えることになります。このような人たちに、どのような症状が見られるかは、明確にされていないのが現状です。データ結果がまとめられ、正確な情報が伝えられるまで、あと数十年はかかりそうです。それと同時に原因が解明されるのを期待したいものです。