冠動脈瘤の後遺症

川崎病は、血管の炎症がさまざまな症状を引き起こしていると言われています。血管の炎症が治まれば、さまざまな症状も改善されます。通常よく見られる症状は、そんなに怖れることはありません。


最も怖いとされているのが後遺症の冠動脈瘤です。冠動脈にコブができ、心臓に水がたまったり、血流遅滞、心筋梗塞などを引き起こしてしまうケースもあるようです。このようなケースにおいては、稀に命にかかわるくらい重症化してしまうと言われています。


心電図、胸部X線、心エコー検査などにより冠動脈瘤の有無を調べることができます。川崎病を発症し、急性期には殆どのケースで冠動脈の炎症が見られます。通常、冠動脈の炎症は、治療により治まっていくものですが、発熱後5日前後から3週間の間に冠動脈の病変が表れ、拡張し、冠動脈瘤が認められるようになる場合もあります。冠動脈瘤が後遺症として残る可能性はおよそ10%で、半数は治療により1~2年の間に正常に戻ると言われています。


体に表れる症状が治まっても、定期的な検査は必ず受けるようにしましょう。川崎病患者の3%が再発し、そのうちのほとんどが1年以内の再発であると言われています。

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