リケッチア感染症とダニ、ノミ

川崎病の原因についてはさまざまな研究が続けられており、リケッチア感染症が原因として取り上げられたこともありました。リケッチア感染症とは、動物や人間の細胞内に生息するリケッチア科の細菌で、発疹チフスやロッキー山紅斑熱などの病気を引き起こします。人は、病原を保有している動物の血を吸ったダニやノミ、シラミなどに刺されることで感染するとされています。


リケッチアは、血管の炎症、血栓、出血などを引き起こし、発熱、頭痛、発疹、倦怠感、咳、呼吸困難、嘔吐、下痢、肝臓や脾臓の腫大などの症状が表れます。川崎病の症状が、リケッチア症候群の症状と類似する点があるため、無関係であるとも特定されていないため、アルコール除菌等の予防は施す必要があるかもしれません。


リケッチア感染症には、発疹チフス、日本紅斑熱の他に、ロッキー山紅斑熱、発疹熱、リケッチア痘、ツツガムシ病、リケッチア痘瘡、Q熱などがあります。それぞれ症状は共通していますが、リケッチア痘は発熱1週間前後に表れる中心が黒い小さな潰瘍が特徴です。Q熱は発疹が見られない点が特徴となっています。


しかしながら、リケッチア感染症の症状が川崎病と類似しているとは言え、川崎病の原因として特定されたわけではありません。

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0