心臓カーテル
川崎病は、血液検査や心断層エコー、胸部レントゲン、心電図などが有効な検査とされています。
心臓カーテル検査とは、カーテルという細い管を使い、心臓を調べる検査を言います。手または足の血管からカーテルを入れ、心臓までもっていきます。カーテルを通して冠動脈や左心室に造影剤を流し込み、X線で撮影します。心臓の血管が細くなっている状態や詰まり具合などを知ることができ、診断や治療に役立てることができるのです。
川崎病で最も問題とされている症状は冠動脈病変です。もし、狭窄や塞栓が発見されたら、その程度により治療法を考えなければなりません。薬による治療、カーテルによる治療、手術などが考えられます。比較的症状の軽い場合は薬による治療が行われます。重症で急を要する場合にはバイパス手術が行われます。では、カーテルによる治療とはどのようなものなのでしょう。
カーテル検査で発見された病変を、そのまま治療する方法です。PTCA(経皮的冠動脈形成術)と言い、カーテルの先端にバルーンをつけ、血管内でバルーンを膨らませます。バルーンを膨らませることで狭窄部を広げ、正常な血流に戻します。この方法では、20~30%の割合で術後6カ月再狭窄の可能性があると言われています。狭窄部に金属製の管ステントを留置することで再狭窄の可能性を低くすることができるようです。