手足口病

手足口病は、手のひら、足の裏、口腔内に水疱性の発疹ができる、腸管ウィルスの感染による夏風邪の一種です。ウィルスの飛沫感染と経口感染で、2~3年ごとに大流行すると言われています。手足口病の腸管ウィルスは、コクサッキーA群16、コクサッキーA群16変異型、エンテロウィルス71が主なウィルスですが、コクサッキーA群5、7、8、10、コクサッキーB群2、3、エコーウィルスなどの感染も報告されており、何度もかかると言われています。


手足口病の症状は、手のひらや足の裏、口腔内の水疱性発疹が特徴で、水疱瘡と類似する点があるようです。発症初期に38度前後の発熱が見られ、下痢や脱水症状を伴う場合もあります。稀に髄膜炎や心筋炎を合併する場合があるので、嘔吐や頭痛を伴う場合は注意しなければなりません。


手足口病は特別な検査は行われず、手や足、口腔内の水疱で診断されます。必要に応じてウィルス分離などの検査を行いますので、ほぼ確実な診断を受けることができるでしょう。発症年齢、発熱、発疹、手足口腔内の水疱などから、川崎病を疑われる場合もありますが、症状の程度や流行の背景から、ほぼ間違いなく川崎病と区別されるでしょう。

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